水俣病公式確認60年記念 特別講演会



生中継で語る石牟礼道子さん

舞台上に掲げられた水俣病患者500人の遺影
水俣病事件は今年5月1日、その発生確認より「60年」という大きな節目を迎えました。
水俣フォーラムはこの機会に、3日間にわたり特別講演会を開催いたしました。

司会・講師をお願いした15名の方すべて、また石牟礼道子さんの生中継も3日とも予定通り催行して、3日間合わせて、延べ87名のボランティアとともに、計2349名のご来場を迎えることができました。

ご来場ありがとうございました。
メディア掲載記事はこちら

【義援金のご報告】
特別映画会、特別講演会の会場では、「熊本地震で被災した“石牟礼道子資料保存会”および水俣病を考え、伝える活動の一端を水俣フォーラムとともに担ってきた方々」への義援金を募ったところ、皆さまから以下の額が寄せられました。

4月16日(土) 特別映画会
448人来場
240,839円
5月 3日(祝) 特別講演会
876人来場
199,433円
5月 4日(祝) 特別講演会
625人来場
169,657円
5月 5日(祝) 特別講演会
863人来場
250,447円

合計
2812人来場
860,376円

これらの義援金は、2団体17個人に送金いたしました。
ご協力ありがとうございました。


開催概要

チラシはこちら[A3両面・2つ折り/PDF]
1956年5月1日、当時水俣市で最も大きかった新日窒(現在のチッソ)水俣工場付属病院の細川院長から水俣保健所に口頭で届けられたことをもって、後に「水俣病(発生)の公式確認」と言われるようになりました。

しかし、水俣病とおぼしきカルテの記載は、太平洋戦争開戦の年までさかのぼります。人の一生に匹敵する60年、75年という歳月を経ても、水俣病事件は解決したとは言えない状況にあります。

この被害拡大の国家的な誘因は、経済成長政策にありましたが、それに伴って進行した社会の産業化と効率化は、人が人として生きにくい社会、様々なタイプの「水俣病」を繰り返し続ける社会を招来してしまいました。

そこで水俣フォーラムは水俣病の犠牲となった方々に思いを馳せ、この事件を振り返るとともに、現代社会のあり方を改めて問い直す3日連続の特別講演会を開催します。


[日時]
2016年 5月3日[祝]・4日[祝]・5日[祝] 
午後1時〜5時(12時開場)

[会場]
東京大学安田講堂(1136席、全席自由) >地図 
文京区本郷7-3-1 TEL: 03-3812-2111

[入場料]
一般=当日2400円、前売1800円、全日通し前売4500円、同一日4枚つづり前売5800円
学生=当日1500円、前売1000円

[主催・問合せ]
水俣フォーラム TEL:03-3208-3051 FAX:03-3208-3052

[後援]
東京都教育委員会・朝日新聞・毎日新聞・読売新聞・日本経済新聞・産経新聞・東京新聞・西日本新聞・熊本日日新聞・共同通信・時事通信・NHK・TBS・フジテレビ・テレビ朝日・テレビ東京


[プログラム]
いにしえの世、芸は祈りから生まれたという。
患者遺影に見つめられる中、3日におよぶ催しは、日ごと、芸という祈り、祈りという芸を捧げて始まる。
さらに、この催しを導く 天と地と人をめぐる文に込めた心が 病身の作者・石牟礼道子から、毎日中継で届く。
そして言葉が生まれる。

3日 「祈るべき 天と思えど 天の病む」 石牟礼道子 生中継による発言
  新作能「不知火」より 梅若玄祥、櫻間金記、一噌隆之ほか
  講演: 杉本 肇(患者・漁師)、除本理史(環境経済学)、柳田邦男(ノンフィクション作家)、森 達也(映画監督・作家)
  司会: 小宮悦子(キャスター)
4日 「地の低きところを 這う 虫に逢えるなり」 石牟礼道子 生中継による発言
  フォーレ「レクイエム」より 中村良枝、谷地田みのり、関奈美、前川陽子
  講演: 吉永理巳子(患者・リグラス工芸)、鶴田和仁(医師)、中村桂子(生命誌)、若松英輔(批評家)
  司会: 荻上チキ(評論家)
5日 「われもまた 人げんの いちにんなりしや」 石牟礼道子 生中継による発言
  雅楽と声明(しょうみょう)による追悼会(ついとうえ)「往生礼讃(おうじょうらいさん)」より 築地本願寺
  講演: 緒方正人(患者・漁師)、成 元哲(社会学)、加藤典洋(文芸評論家)、奥田愛基(SEALDs)
  司会: 高橋長英(俳優)

講師プロフィール、チケットのお求め、チラシ・ポスター配布協力のお願い・ボランティア募集など、詳細情報はこちらをご覧ください。
水俣病公式確認60年 特設サイト

トップページへ